Umicore shares details on cost saving measures and pauses construction of its battery materials plant in Canada
ユミコアは電池材料事業戦略見直しの一環として、既存工場の稼働率を最大化することを優先し、カナダオンタリオ州の電池材料工場建設一時停止を継続することを決定しました。戦略見直しは継続して行われ、次回のCapital Markets Dayで最新情報を発表する予定です。カナダ工場建設一時停止の継続の決定は、顧客と緊密に連携しながら行われました。北米市場向けハイニッケルカソード活性材料のAESC社との長期契約については、韓国のCheonan工場から供給されます。ユミコアは工場建設のためにカナダおよびオンタリオ政府から受けられる財政支援をまだ利用していませんが、建設再開の折には同条件下でこれら財政及び雇用支援を利用することができます。
加えて、半期業績発表で言及した追加のコスト削減策の詳細をここに発表します。これらの措置は、特定の部門の約260名に影響を与える可能性があります。電池材料事業では、主に中国の江門工場での人員を調整する予定です。また、現在のニーズに合わせてグループのコーポレート機能の規模を再編成する予定です。さらに、効率と顧客重視を高めるために、R&D活動体制を調整し、我々のコア コンピテンシーと強みに最も合致する研究開発プロジェクトを優先します。自動車触媒分野では、大型車両用ディーゼルのR&D業務をドイツHanau工場に移管し、デンマークHørsholmでのR&D活動を中止する予定です。
これらコスト削減策は、2023年に開始された効率化プログラムに加えて行われ、2025年には年間約4000万ユーロの削減を見込んでいます。ユミコアは労働組合および労使協議会の代表者との協議を開始しており、従業員に可能な限り最大限の支援を提供します。ベルギーでは、約100名の従業員に影響を与える可能性があり、法的要件に従って情報提供と協議のプロセスを開始します。
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