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Ignitis Renewablesと10年間の電力購入契約(PPA)を締結

Regional website Japan

ユミコアは、Ignitis Renewablesと10年間の電力購入契約(PPA)を締結しました。これにより、ポーランドのNysaにあるユミコアの電気自動車用正極活物質の生産工場の消費電力の大部分はIgnitis Renewablesが提供する再生可能電力により賄われることになります。

ポーランド南西部に建設中のIgnitis Renewablesの陸上シレジアII風力発電所(総容量137MW)から再生可能電力が供給される予定です。この風力発電所は2024年下半期までに稼働する予定です。契約期間は2025年初頭から2034年末までとなります。

「ユミコアは、電池材料のサプライチェーンの脱炭素化と、2035年までにスコープ1と2のグループ全体の温室効果ガス排出量をネットゼロにするという目標の達成に強くコミットしています。風力や太陽エネルギーなどの再生可能エネルギー源からの電力と、Ignitis社を含む長期の電力購入契約の確保は、当社の野心的な目標を達成するための鍵となります。」 とユミコアのESG担当Executive Vice President兼General CounselのGéraldine Nolensは申しております。

このNysaの2つ目のPPAは、ユミコアが ENGIEと同工場で先日締結した長期 PPAを補完するもので、ユミコアが欧州施設向けに発表した最近のPPA に続くものとなります。 ユミコアのNysa工場は、欧州初かつ現在も唯一の電気自動車用正極活物質施設であり 、昨年の操業開始時から再生可能電力のみを使用して生産しています。

「再生可能電力の供給を通して、Nysaで電気自動車用バッテリー材料を生産するユミコアをサポートできることを誇りに思います。温室効果ガス排出量ネットゼロの目標達成に向けて、私たちも引き続き貢献したいと考えています。PPAはグリーンでフレキシブルなエネルギーソリューションを提供するというIgnitis Renewablesのコミットメントにおける戦略的マイルストーンを表しています。そして、このPPAにより、バルト諸国とポーランドのパートナーに一貫したクリーンエネルギーを提供する当社の能力は強化されることになるでしょう」とIgnitis RenewablesのCEOであるThierry Aelensは述べています。

▽Ignitis Renewablesについて

Ignitis Renewablesは、バルト三国とポーランドで事業を展開する国際的なグリーンエネルギー企業です。洋上風力発電、陸上ハイブリッド、Power-to-X、蓄電技術に焦点を当てたグリーンでフレキシブルな発電ポートフォリオを開発することを目的とした会社です。新規プロジェクトを開発することで、同社は2030年までにグリーンでフレキシブルな容量の構築を可能にし、4〜5GWのグリーン発電設備容量を提供するというIgnitis Groupの戦略的目標を実施しています。

 記事の原文(英語)はこちらからご覧いただけます。